金利の種類
- 固定金利型
- 契約時に決めたローンの金利が、全返済期間にわたって適用されます。固定金利のローンは、変動金利に比べて適用される金利が高いのが一般的なようです。市場の金利が変動しても、それに連動されないので、毎月の返済額が定額になります。返済計画が立てやすいのが特長ですね。また、低金利時に固定金利で借りた場合は、金利が上昇するというリスクを回避できるメリットもあります。逆に、金利が高い時に固定金利で借りた場合は、金利が低下しはじめたときにで、可能であれば、変動型への変更を検討したほういいかもしれません。
- 変動金利型
- ローンの返済している間に金利が変動するタイプです。基本的には変動金利は一般的に年2回見直しなのですが、ローンを契約した会社によっては毎月変動するものもあるそうです。将来は金利が低下する可能性があるので変動金利が有利ですが、逆に低金利の時は金利が上昇する可能性があり、返済負担が増える可能性があるので要注意です。
- 固定金利選択型
- ローン契約後の一定期間を固定金利、その後は固定か変動かを選択することができます。
ローンを契約する金融期間によって金利や期間が異なります。今の特長として固定期間が短いほど
金利も低くなっているようです。メリットとして、低金利の場合は金利固定期間の数年間は返済金額が少なくてすみますが、逆に金利固定期間後に変動金利となるため、
金利が上昇していれば返済額が増加する可能性があります。
金利と景気
- ローン商品を検討するときに、固定金利にするか変動金利にするかを選択する際のポイントとなるのが市場の金利動向、すなわち景気です。
あまり実感はありませんが、現在の日本は景気が回復しているといわれています。また、量的緩和政策も解除されたため、
それに伴って金利も上昇してきています。
常に経済の動きに敏感になっておくことが、賢く金利を選ぶポイントとなります。
返済期間にもよりますが、一般的にローンを組む時は金利が上昇している時なら固定金利型を、金利が下降してきたときには
変動金利型を選択するのが賢いといわれています。
金利の動向をを見極めるというのは、もちろん素人には非常に難しいことです。
しかし、勉強すれば少しでも自分の負担を減らすことができるかもしれません。
なお、契約する会社によって多少違いが出ますので、
きちんと金利の条件を把握してから契約することが肝要です。